
石鹸はどのようにして作られたか知っていますか?じつは偶然に生まれたものなんです。
事の起こりは紀元前3000年頃のローマ。
神に捧げる生贄として羊を焼いていたらこの羊の油が焼けた木の灰に垂れてそこから石鹸のようなものが出来上がったんだそうです。
この生贄を焼いていた丘がサポー(Sapo)という名前だったのでこちらがソープ(Soap)の語源となっています。
さらに偶然が重なったことに、同じ頃メソポタミアでも使われていたんだそうです。その製法はシュメール人が粘土板に楔形文字で記しています。塗り薬や漂白、洗浄に使われていたそうです。
本格的に製造されるようになったのが8世紀頃のスペインやイタリア。このころは動物性脂肪と木灰から作られていてとても柔らかく、くさいものだったそうです。
12世紀になると地中海沿岸のオリーブが使われるようになります。オリーブ油と海藻灰を原料とした固いものができるようになりました。不快な臭いもないのでたちまちヨーロッパ中に広まったそうです。
17世紀には今もマルセイユ石鹸としてブランド化しているマルセイユが製造の中心となりました。
18世紀にはこれまでの製法ではなく、アルカリ剤を合成して作られるようになります。